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第29回 ダイワ グレマスターズ 2023 29th DAIWA GURE MASTERS 2023 問合せ・お客様センター0120-506-204( 土日祝除く/AM9:00~PM5:00 )

第29回ダイワグレマスターズ全国決勝大会結果を公開しました。 2024.01.31
開催日
2024年1月26日(金)選手説明会/予選リーグ抽選会
2024年1月27日(土)予選リーグ/決勝トーナメント抽選会
2024年1月28日(日)決勝トーナメント/表彰式
開催場所
長崎県五島市
大会エリア
五島の磯 椛島及び栄螺島
天候
1月27日(土) 雨のち曇り
1月28日(日) 晴時々曇り
気温
1月27日(土) 8度
1月28日(日) 6度
参加人数
16名(シード選手4名含む)
釣況
第29回ダイワグレマスターズ2023全国決勝大会を2024年1月26日(金)~1月28日(日)に長崎県五島の磯において開催致しました。大会はAブロック大会から5名、Bブロック大会から7名、全国シード選手4名計16名の選手で競いました。数日前からの寒波により、北西風が強くいかにこれを制して仕掛けをグレのタナに入れられるかがキーとなった感がありました。今期の五島福江島周辺の磯ではグレがヒットするタナが深く、風にライン、ウキが邪魔されずにいかにグレの前に付けエサを自然に届けられるかで結果が出たようです。観ていても参加選手の苦労がひしひしと伝わってきました。
予選リーグでは、朝のうち予想外の雨に見舞われ、寒波に追い打ちをかける寒さと風も加わりながらも、選手には3試合できっちり結果を出していただきました。第1グループからは、シードの意地を見せ河中謙作選手が勝ち上がりました。第2グループからは絶対王者の貫禄で田中貴選手勝ち上がり、第3グループでは木村真也選手が安定の強さを見せ強豪を振り切りました。第4グループでは確実に型を出した松尾選手が1戦1戦着実に決めて見事に勝ち残りました。予選リーグ終わってみれば、なんと、全員がシード選手という結果に驚かされました。明けて決勝リーグ、準決勝の対戦は、Aグループ松尾選手対木村選手、Bグループ河中選手対田中選手という対戦となり、さらに風の強まった蠑螺島を舞台に実施しました。A、Bの戦い共に熱戦が繰り広げられましたが、Aグループからはペース良く型を揃えた木村選手が、実に10キロ越えで勝利。Bグループでは、田中選手がブレることのない技量を発揮し勝利しました。
決勝の舞台は平瀬。強風の中、いかにグレを引き出すか、大勢の取材陣、観戦者たちは興味深々でした。3回連続のこのカードに、気合が入る木村選手、一方で、V8を狙う田中選手の思いも並大抵ではなかったはずです。結果、見事田中貴選手が3回連続、そして念願のV8を達成しました。
優勝の田中選手はこの強い季節風に逆らわず、まるで味方につけるように見事に仕掛けを入れて行って着実に数、型をゲットしていました。悪条件下でも普段通りにアプローチが出来る、ここが今大会の勝敗の鍵となったようです。※本人曰く普段から敢えて釣りづらいポジションに立ち練習している日頃の鍛錬の成果とのこと。
今回の優勝で田中選手は山元八郎氏のV8に並ぶという偉業を達成しました。今後この数字をさらに伸ばせるか、あるいはニューカマーが出て来て試合を面白くするか、今度は天が風、潮、水温、どんな試練を選手に与えるのか、次回も期待は膨らみ、見どころいっぱいになりそうです。参加された選手は勝敗はともかく、厳しい状況の試合を楽しんでいたようで、皆さん来年の再会を胸に秘めて笑顔で地元に戻って行かれました。
今大会を開催するにあたり多大なご協力をいただきました五島市の関係者様、船長、大会審判員の皆様・取材の皆様、そして何より全国決勝大会に参加の皆様をはじめ予選よりご参加いただきましたすべての選手の皆様に感謝申し上げます。
上位入賞の皆さんです。優勝 田中貴選手(熊本県)、準優勝 木村真也選手(大分県)、第3位 河中謙作選手(徳島県)、同じく第3位 松尾操選手(長崎県)となりました。誠におめでとうございます。
第29回ダイワグレマスターズ2023のファイナリストの皆さんです。予選リーグを終え、まずはホッとした笑顔です。
栄冠を手にする3日間を追っていきます。最後までお付き合いいただけましたら幸いです。
初日、選手の皆さんに、競技規定の説明を改めていたします。大会委員長、競技委員長、審判リーダーも同席いただきます。規定改正もあり皆さん真剣です。
予選リーグ抽選会の始まりです。選手入場です。ご紹介します。青木大志選手(神奈川県)、原田真選手(奈良県)、池田翔悟選手(大阪府)、嶽本勝一選手(神奈川県)
酒井健太選手(長崎県)、坂東春加選手(徳島県)、奥田浩史郎選手(長崎県)、鶴原修選手(福岡県)
岩尾新一選手(大分県)、江藤義紀選手(福岡県)、岡本智也選手(高知県)、吉田英司選手(大分県)
シード選手です。田中貴選手(熊本県)、木村真也選手(大分県)、松尾操選手(長崎県)、河中謙作選手(徳島県)
3日間、司会進行を務めます、MCの永島美緒さんです。早朝から夜までよく頑張りました。
大会委員長を務めます、グローブライド株式会社 フィッシング営業本部アパレルマーケティング部部長 小路公武です。選手、関係者に対し感謝の意を述べます。

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今大会、多大なるご支援をいただきました、一般社団法人 五島市観光協会会長 野口喬史様です。五島市の観光アピールにご尽力されておられて、マスターズもその一助になれば幸いです。

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競技委員長を務めていただきました、ダイワフィールドテスター鵜澤政則様です。体も弱く気も弱いとご本人はおっしゃいますが、釣り(競技)を見つめる目は厳しいです。

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乾杯のご発声をいただきました。今大会、多大なるご協力をいただきました五島市地域振興部部長 小田昌広様です。本当にお世話になりました。

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そして、予選リーグ抽選会の結果が決まりました。皆さんのやる気が見えるワンショットです。ご覧ください。

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第1グループ、徳島勢と神奈川勢がぶつかります。グレマスターズ史上初の女性ファイナリスト坂東選手、「優勝します」宣言をいただきました。

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第2グループ、絶対王者を迎え撃ちます。九州勢のぶつかり合いとなりました。ファイナルステージの舞台で優勝を目指します。

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第3グループ、Aブロックの第2位の強者、Bブロックの覇者が、全国常連に挑みます。目が離せないグループですね。

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第4グループ、磯釣り界の若手精鋭が集結しました。笑顔の下はどんな顔なのでしょう?

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予選リーグ開幕です。競技委員長から注意点などの確認です。秒単位で時計を合わせます。最後の最後まで一尾を追います。

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出港から渡礁、朝はめまぐるしく進んでいきます。椛島の名礁にて、それぞれが準備を開始します。

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予選リーグが進んで行きます。風・雨・寒さのなか次々と良型を掛けていきます。ファイナリスト恐るべし。

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弧を描く磯フカセ竿には心踊らされますね。グレは最後まで抵抗をやめません。足元の根をかわしたらランディングです。

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ここで忘れてはいけない、今回大変お世話になりました渡船のご紹介です。まずは「せいわ」、五島の真っ青な海を蹴って「舞い上がれ!」

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そして、「勢幸丸」、松下稔幸船長です。第3グループ、第4グループをお願いしました。釣れるポイントを真剣に考えていただきました。

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「おうしま」、山下義孝船長です。スタッフ、取材陣、テレビクルーを運んでいただきました。多くのわがままを受け入れていただきました。

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予選リーグが終わりました。福江港に戻り検量です。皆さんやり切りました。結果は、今晩発表いたします。

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どれもこれも見事なグレでしょう?五島のポテンシャルに改めて敬服いたします。

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成績表です。検量対象外のグレは入れ替えて放流をお願いしています。

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一匹のグレも無駄には致しません。すべて、地元社会福祉法人 福江福祉会 五島育成園様に寄贈させていただきました。おいしく食べていただいたと思います。

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第2夜は「予選リーグ結果発表及び決勝トーナメント抽選会」です。本日のご発声は、我らが「せいわ」の船長 山下康治様です。素敵なご挨拶ありがとうございました。

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決勝トーナメントの組み合わせは、ゲーム感覚です。皆さん結構緊張気味ですね。胸に秘めた「当たりたくない相手」がいるのでしょう。

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というわけで、このような組み合わせになりました。気合十分です。笑顔が少ないのは当然です。

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準決勝のシーンです。とにかく寒かったです。

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準決勝の検量は決勝の磯で行います。ほぼ全部の関係者が集結します。鵜澤競技委員長のチェックも厳粛です。

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そして、こうなりました。3大会連続の同じシーン。V8を掛けた田中貴選手、雪辱の初優勝を掛けた木村真也選手。楽しみです。

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エサを作ります。日本一のエサつくりはこうして作る!実演会には多くの観戦者たちの注目を集めます。

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決勝の観戦者の皆さん!14名の選手、6名の審判、大勢の取材陣、テレビクルー。この風をどう攻略するか、興味津々です。

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木村真也選手。前半はよいペースでグレを引き出していました。後半は横風に近く、釣りづらいポジションに。そしてプレッシャーのかかる競技の魔物が現れました。

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田中貴選手。ぶれない自分の釣技を遺憾なく発揮する姿は流石!としか言えません。「まるで風を味方につけたような・・」後半に数を伸ばし突き放しにかかる田中マジック。

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お二人ともお疲れ様でした。3大会連続同じ決勝対戦は驚異的だと言わざるを得ません。奇跡のようですが必然のようでもあり、賞賛に値します。

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舞い上がりました!おめでとうございます。ここでは表現できませんが、8回舞い上がったんです。粋な演出ありがとうございました。

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全国決勝大会に出て来られる選手みなさんに共通しているのは挨拶にしても釣り場の清掃にしても本当に釣りマナーが素晴らしいこと。釣技は簡単に真似できませんがマナーから見習って行きましょう。

選手の皆さん、関係者の皆さん大変お疲れ様でした。おかげ様をもちまして無事に大会を終えることができました。ここで、予選大会から参加いただきましたすべての選手も含めまして、厚く御礼申し上げます。グローブライドでは「BE EARTH-FRIENDLY」として、地球環境保全に関して積極的に取り組んで参ります。人生を豊かにするこのフィッシングを、いつまでも楽しめるよう釣り人とともに、これからもずっと、あらゆる場面で進めていきます。いつもご協力ありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。

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